岩手銀行など4行、ブロックチェーン採用の「金融サービスプラットフォーム」でサービス開始

岩手銀行など4行、ブロックチェーン採用の「金融サービスプラットフォーム」でサービス開始

 株式会社岩手銀行は3月1日、ブロックチェーン技術を活用し、株式会社青森銀行、株式会社秋田銀行、株式会社山梨中央銀行と共同で構築した金融サービスプラットフォームの運用を開始した。このプラットフォームは、金融機関や事業者が共同で金融関連サービスを提供するために、クラウド上に構築したサービス提供基盤システム。最初のサービスである電子交付サービスは、一つの画面で複数の金融機関や企業からの帳票データを受け取り、管理することが可能となる。

 本取り組みは、2017年7月に発足した金融サービスプラットフォームコンソーシアムが推進してきたもの。同コンソーシアムは岩手銀行他、青森銀行、秋田銀行、山梨中央銀行らが発足時から加盟し、現在24会員となっている。金融サービスプラットフォームは2018年1月より構築開始、同年11月より試験運転が実施されていた。

 金融サービスプラットフォームを共同基盤として運用するにあたって、運営主体として株式会社フィッティング・ハブが2月12日に設立された。同社は先述の地銀4行に加えて、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社AIT、日本電気株式会社からの共同出資を受ける。

 金融サービスプラットフォームは、ブロックチェーン技術とデータ暗号化技術を組み合わせることで、安全かつ低コストでのシステム構築を実現したとされ、同技術は現在特許出願中であるという。従来のシステムでは各行のWebサービスを通じて顧客と銀行が1対1でやり取りをしていた。同プラットフォームでは、銀行側のデータをブロックチェーンで共有し、顧客は共通の認証システムを介してアクセスすることで、金融機関を意識することなくサービスを利用できるという。

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